「あなたの知らないＩＴコーディネーターの世界とネット社会の闇」

◼️高校時代に家業を継がない宣言！
葛飾区宝町生まれ。埼玉県八潮市の紙器製造業会社社長の長男。八潮市は、今ではつくばエクスプレスも開通していますが、工場建設時は電気も水道もない場所でした。業務は「紙の箱を作ってる会社」と言うと、100%「段ボールですか？」と聞かれますが、主に「おもちゃ箱」「菓子箱」を製造しています。小学生の時は銀行に手形を持っていくお使い、中学生では得意先への集金、大学生では免許取得後トラック配達と、子供の頃から会社の手伝いをして育ちました。しかし高校時代に『家業を継がないことを宣言！』、自分で会社を作ろうと経営学部に入学しました。

◼️「ITコーディネータ制度」の第一期生として独立
1987年外資のIT系会社に入社。システムズ・エンジニア（SE）としてシステムを作る仕事をこなし、大きな権限を持つプロジェクトマネジャーとしても様々なシステム作りを行なってきました。そんな中、2001年経産省より「中小企業のIT化サポート」として『ITコーディネータ制度』が生まれる。自分でこの仕事を手がけたいと、研修費用50万以上を出資して「ITコーディネータ制度」第一期生として独立を果たす。ITコーディネータのキャッチフレーズは『経営（ビジネス）とITの橋渡し』。地域のかかりつけ医のようなイメージで、平たく言うと、ITに関わる何でも相談屋。個人的には『売ることより、やらなくて済むことをアドバイス』することと思っています。

◼️ネット社会の闇
「NICTER」では日本がリアルタイムでネット攻撃を受けている事が確認出来ます。Webの世界は、通常のインターネット「Surface Web」、グレーな「Deep Web」、危険な世界「Dark Web」があります。危険世界である闇サイトを使った人たちが教える奇妙で不気味な体験談もあります。現在、Tor（トア：The onion Router：発信元がわからないように匿名化してインターネットに接続できるブラウザ）で悪意をもったインターネット利用者が悪用するケースや、マルウェアの検出率の問題、スマートテレビに新種ウイルス、バングラディッシュ中央銀行からハッカーが約8000万ドルを盗み出す事件、ボットネットやDDos攻撃、ジープの乗っ取りでクライスラー社がハッキング対策として140万台リコールなどの事件、事故が起こっています。事故は予防しなければならない、事故を起こすなんてけしからん、これは想定外だ、と言った古い考え方ではなく、事故は予防しきれないので、ダメージを減らさなければ（ダメコン）、事故に対して合理的に行動していた？（事前、事後）、想定内を想定外に、と言った現在の考え方（事故前提社会）にすることが必要なのです。