『第12回 町工場見本市2026』大学生が町工場見本市の出展企業を直接取材!
葛飾区堀切『株式会社清水硝子』
初めての中小企業訪問!
堀切菖蒲園駅から徒歩5分の株式会社清水硝子さんへ赴き、お話を伺いました。もともと伝統工芸品に興味がありましたが、今回の取材でより面白さを実感することができました。
清水硝子さんは江戸切子をはじめとするカットグラスの製造・販売・委託加工を行う歴史ある町工場です。社内にディスプレイされた数多くのグラスの中には、伝統的なデザインだけでなく、記念品などのオーダーメイドやラボレーション商品も数多くありました。
しかし、清水硝子さんの製品が活躍するのは家庭や食卓だけではありません!なんと、東京スカイツリー内にある展望シャトルエレベーターにも同社の江戸切子による装飾が施されているそうです。
硝子は光を用いたデザインとの相性が非常によく、隅田川の花火をイメージした幻想的な装飾にぴったり。また、江戸切子は海外からも注目を集めており、ニューヨークのレストランでも利用される予定であることを教えていただきました。
実際にエレベーターの装飾で使用されるガラス
当時の新聞記事
各所で活躍する清水硝子さんの江戸切子ですが、そのたしかな技術力、信頼を支えるのは6名の職人たちです。うち4名は女性で、未経験からスタートしたママさん職人さんや、またガラス工芸を専門に学んだ20代の方2名もいらっしゃるそうです。またこれまで葛飾区の弟子入り支援で入られたのちに独立した職人さんもいるそうで、大切な技術を未来の世代に伝えながら事業を続けてこられたのを感じました。
取材ではたくさんのグラスを見せていただきました。その中で印象的だったのは、底面のデザインです。
角度や光の反射、中に注ぐ水の影響などで「映り込み」が変化します。実際に手に取るとキラキラと輝いてとても綺麗で、自分も使ってみたいと思いました。
清水硝子さんのグラスは「普段使い」がテーマです。毎日の食事も、美しい器があると気持ちが明るくなったり、おいしく感じたり、そのような日々の豊かさを感じてもらいたいという想いが込められています。
伝統工芸と聞くと少し身構えてしまうかもしれませんが、実際に手に取ってみると、すっと手になじみ、「これは毎日使いたい」と感じました。何気ない一杯の飲み物や、夏のアイスクリームも、美しい器に注ぐだけで、いつもの時間が少し楽しくなる。そんな小さな豊かさを、清水硝子さんのグラスは届けてくれます。もし百貨店などで江戸切子を見つけたら、ぜひ一度お手に取ってみてください!
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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