【潜入!】『まいぷれ葛飾』編集部が行く!
東京都葛飾区の無形民俗文化財【指定】
2022年10月9日(日)午前11時~午後5時
「柴又八幡神社(しばまたはちまんじんじゃ)」
例大祭
神獅子舞 奉納
葛飾区の無形民俗文化財に指定されています。
まいぷれ葛飾YouTubeチャンネル
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☆初めて訪れるかた参考にしてください♪
演目は9つからなり、他では見ることのできない獅子舞もご覧いただけます。
演目ごとに獅子の顔つきが少し変わっていることも特徴です。
★2022年の演目はこちら
■饌献の舞
大獅子:小澤拓也 中獅子:小澤直明 小獅子:大勝玄斗
■花ががり
大獅子:山本栄悟 中獅子:大勝鼓太郎 小獅子:湯浅照彦
■弓ががり
大獅子:青木伸介 中獅子:湯浅茂雄 小獅子:高橋淳
■網ががり
大獅子:熱田瞬 中獅子:城戸憲司 小獅子:小長谷章
■太刀の舞
大獅子:谷澤健二 中獅子:大勝瑛介 小獅子:大勝鼓太郎
大中小の獅子が花笠や猿田彦に介添えされて舞台に上がり舞い続けます。かなり長時間に渡って複数の演目を行うため、全部見るのは大変かもしれません。事前に調べて見たい演目を選んでおくのがおすすめです。
伝承によると、三匹の獅子頭は、柴又の名主齋藤家に伝わっていたものであるといわれています。蔵の中に獅子頭を保管していたところ、不思議なことに蔵の中の米が日に日に減っていきました。これは獅子頭が米を食べているに違いないということになり、相談の上、獅子頭を江戸川に流すことにしました。ところが、何度流しても川を遡ってきました。
獅子頭に不思議な力を感じた人々はこれを真勝院(八百六年創建)に収めました。真勝院はいくどか火災に遭いましたが獅子頭は焼失をまぬがれ、今日に伝わり、現在は八幡神社拝殿に保管されています。
大獅子・中獅子・小獅子の三匹の獅子は八幡神社の鳥居から外へは出さないきまりです。祭礼の当日と、獅子の土用干しとよばれる七月中旬の一日以外は保管されている箱(長持)から出されることもありません。
この神獅子は、雄獅子(別名大獅子)と雌獅子(別名中獅子)と子獅子(別名小獅子)の三体を以って云い、この三体を以って行われます。又、この舞の一つ一つを庭と云い、舞の数を一庭二庭とも呼びます。
※柴又八幡神社神獅子舞次第より
【柴又八幡神社(しばまたはちまんじんじゃ)】
京成柴又駅より徒歩2分
電話 03-3607-4560
※例大祭
かつては10月15日と決まっていたが、現在では10月の日曜祝日を話し合いで選んで行われています。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。