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葛飾区の防災

≪葛飾区≫女性のための防災講座参加レポート【第一部】

みなさま、こんにちわ!

朝晩がすっかり冷え込むようになりましたね。

空気も乾燥してきました。

火災が増えてくるのもこの時期です。

より一層、火の元にも気をつけていきましょう!

 

今回は葛飾区で開催された女性向け防災講座の参加レポートです!

 

2021年11月14日(日)13:30~16:00

≪葛飾区≫女性のための防災講座(オンライン開催)

第一部 葛飾区の災害リスクと防災対策

第二部 自分と家族のための”共助力”アップ

 

今回の防災講座は二部構成になっています。

公助の立場として葛飾区から、そして防災のエキスパートによる講座・参加者同士のディスカッションが行われました。

第一部・第二部共に内容がとても盛りだくさんだったので、第一部・第二部と2回に分けて、講座内容を感想と共にご紹介します!!

第一部・葛飾区の災害リスクと防災対策

第一部は葛飾区の危機管理課から、葛飾区においての災害リスクと、防災対策の紹介がありました。

 

 いざ災害について学ぼうと思っても、自分の住んでいる地区だけに特化した災害の危険性について知る機会は多くないと思います。

今回は「地震」にテーマを絞り、葛飾区内での震災被害想定や避難場所、今日から出来る備えや助成制度などについて教えていただきました。

 

主な講義テーマまとめは以下のとおりです。

 

・「首都直下型地震が発生した時の葛飾区の被害想定」から事前に対策してほしいこと

・葛飾区の耐震に対する補助制度

・大地震発生後の避難行動、避難場所、避難生活について

・授乳期のママさんと液体ミルクの活用について

 

葛飾区の耐震に対する補助制度

 まず始めは葛飾区における地震の想定被害についての紹介でした。

葛飾区内で直下型地震が発生した場合の被害想定が細かく分析されていました。

死者は区民500人、けが人は5,500人以上。

建物の全壊や焼失想定数まで算出されています。

 

 自分の自宅が全壊したら…自分や家族がけが人になってしまったら…

想像しただけでもぞっとしてしまいました。

地震はいつ起こるか分かりません。

しかし、いつか起こる地震で自分と家族の命を守るために「今」備えておけることがあります。 

葛飾区内のリアルな被害想定数を聞いて、私自身の自宅と実家で少しでも備えておきたい。

改めてそう感じました。

 

 葛飾区でも備えに対して多くの公助を提供しています。

その中の一つが「耐震対策の助成金制度」です。

助成を受けるためには条件がありますが、「家具転倒防止器具の取付」「ガラス飛散防止フィルム」「感震ブレーカー設置」など、大きな地震が起きた時に命を守れるように事前に行える対策に補助をしてくれます。

 

 大掛かりの耐震対策はお金も時間もかかりそう…。

と踏み出せないでいる方は、是非一度確認してみて下さい。

地震からあなたと家族を守ってくれる手立てになるかもしれません。

気になる方は葛飾区の「地域防災課」にご相談してみてくださいね。

 

葛飾区公式HP 「地震にそなえて」詳細はコチラ

(URL:https://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000063/1004029/index.html

震災発生後の避難行動・避難場所について

そして、意外と知られていないのが「一時(いっとき)集合場所」

このマークは、葛飾区の方なら何となく近くの公園や学校などで見かけたことがある人もいるのではないでしょうか?

地震が起きた時に一時集合場所に避難することで、近所の人同士が無事を確認しあえたり、情報交換をすることができます。

 

 また、このマークが薄くなっている箇所があれば葛飾区の「地域防災課」に連絡をすれば対応して下さるそうです!

私も今回の講義で初めて知りました。

お散歩した時、通りかかった時に一時集合場所のマークを気にかけてみたいなと思います!

(写真は防災講座のあと、近所を通りかかった時に見つけて撮りました)

 

一時集合場所の詳細についてはコチラ

(URL:https://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000063/1004030/1004759.html

 

ご自身のお住まいから一番近い一時集合場所を確認してみて下さい。

また、お散歩や買い物のついでに、その一時集合場所を実際見てみるのもおススメです!

授乳期のママさんと液体ミルクについて

また、女性向けの防災講座として「液体ミルクの活用」についても紹介されていました。

液体ミルクと、授乳のそれぞれのメリットを勉強しました。

「液体ミルク」は日本国内で承認が降りてから日が浅いため、認知度は低いかもしれませんが、いざという時はママと赤ちゃんを助けてくれる優れモノです!

名前だけはなんとなく聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。

液体ミルクは名前のとおり、お湯や水で解く必要がなく、哺乳瓶に入れればそのまま赤ちゃんが飲めるミルクです。

 お湯や水が必要ないので、熊本地震の際は海外から支援物資として液体ミルクが届いたことで日本に多く知れ渡るきっかけとなりました。

 

 私自身は子どもに液体ミルクを使う機会がなかったため、何となくしか液体ミルクのことを知りませんでした。

最初から飲める状態にあるけど、単価が高い。そんなイメージでした。

 

 今回この講座で液体ミルクの事を学び、避難所生活においても、日常生活においても、液体ミルクと授乳を使い分けることが大切なんだと学びました。

液体ミルクだけでも十分な栄養を取れるものだと思っていましたが、母乳からしか出てこない栄養も多くあり、それが赤ちゃんにとってとても大切なものなのだと知りました。

 避難所生活では、お母さんは赤ちゃんのお世話や周りへの配慮等で、特にストレスがかかります。

 母乳は赤ちゃんに飲ませなければ、分泌量が減ってしまいます。

出来るだけ日常と同じように授乳がしやすくなるよう、私が避難所運営にかかわる身となれば、お母さんの手助けを少しでもしてあげられたらと思いました。

葛飾区危機管理課の皆さんからのお話はとても勉強になりました。

なんとなく知っていたことも、より一層深く学ぶことができました。

地元のことだけど防災の設備のことなど、まだまだ知らなかったことがたくさんあるんだなと思い知らされました。

今一度今の住まいから一番近い避難所や設備等を家族と確認しておきたいなと強く思いました!

 

 次回は「女性のための防災講座」第二部の体験レポートをご紹介します!

どうぞお楽しみに!

 

(執筆:山岸朋子)

株式会社百年防災社(葛飾区亀有)

百年防災社は、「みんなで、生き延びるんだ。」という理念をもとに、2020年春に防災スタートアップとして設立。地域の人々と地区防災計画や避難所運営マニュアルを作成。また、大学生と協働し、地域で防災活動を推進する人材育成を行う。防災動画コンテンツのナレーション、制作/発信、シンポジウムの司会進行など、日本全国に「防災」の大切さを広めることをミッションとしている。

 

■本件に関するお問合せ先
株式会社百年防災社
担当:葛西
メールアドレス:info@100bou.jp

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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