『第9回 町工場見本市2023』大学生が町工場見本市の出展企業を直接取材!
葛飾区四つ木『北星鉛筆株式会社』
昭和26年設立の鉛筆製造会社であり、代表取締役社長の杉谷龍一さんの先祖は徳川幕府に書記として仕えていたというルーツがあるそう。
北星鉛筆さんには「鉛筆の精神」という考え方が受け継がれています。
「鉛筆の精神」とは、「鉛筆は、我が身を削って人の為になり、真中に芯の通った人間形成に役立つ立派で恥ずかしくない職業だから、鉛筆のあるかぎり、利益などは考えずに家業として続けろ」というもの。
我が身を削って人の為になる、芯の通った人間になる。とても心に刺さる言葉でした。

鉛筆は二枚の板を合わせて作られます。
鉛筆の芯が入るように半円の溝を掘った二枚の板を合せ、芯を入れます。
ベルトコンベアに乗って鉛筆たちが色づけされていく様子
鉛筆を作る過程で発生するおがくずはリサイクルされ「木のねんど『もくねんさん』」や「木の絵具」になっています。
従来廃棄していたおがくずを有効活用することでゴミが減り、「木」という自然素材から作られる環境にやさしい製品ができるのです。
▽おがくず

▽おがくずを元に作られた「ねんど」を使って作られた作品たち


子供の時に慣れ親しんだ鉛筆の感覚を呼び覚まし、もう一度鉛筆ならではの「書く楽しさ」を思い出してほしいという思いから生まれたのが「大人の鉛筆」です。シャープペンの構造を持ちながら、木軸の感触は鉛筆のままで「懐かしさ」や「癒やし」を生み出し、使えば使うほど手に馴染む製品です。
ペーパーレスが進み、鉛筆を使う機会がなかなか減ってしまった現代だからこそ、温かさ、懐かしさを感じられる大人の鉛筆の良さを感じられるでしょう。
北星鉛筆さんには大人の鉛筆の持ち方を矯正するための製品が置かれていました。なぜ鉛筆を使う機会が多い子供のための製品ではなく、大人のための製品がつくられているのかとお聞きしたところ、社長の杉谷さんの思いを伺うことができました。
それは、子供たちに鉛筆の持ち方を教える立場の大人たちが正しく鉛筆を持つことができていないという現状があるため、まずは大人たちが正しい持ち方をできるようにすることが大切なのだということでした。
鉛筆を正しく持つと身体に負担がかからず、集中力も高まるという効果があるそうです。
「集中力は正しい鉛筆の持ち方から!」
【開催概要】
■名称
第9回 町工場見本市2023
■会期
2023年2月16日(木)・ 17日(金) 午前10時~午後5時
■会場
東京国際フォーラム ホールE1
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5-1
■主催
葛飾区・東京商工会議所葛飾支部
■入場
無料
※来場登録所の混雑を避けるため、事務局ではWebでの事前来場登録を推奨しております。皆様のご協力をお願い申し上げます。
■公式HP
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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