【潜入!】『まいぷれ葛飾』編集部が行く!
日本に3名しかいない銭湯絵師による背景画の作成風景の見学会
2022年12月4日(日)第6回銭湯フェア葛飾の銭湯は『背景画』が面白いが開催されました。
日本に3名しかいない銭湯絵師の1名であられる中島盛夫さん(77歳)による
銭湯背景画の作成風景の見学会
日時:2022年12月4日(日)
13:00~15:00(各回40分、3回の入れ替え制)
場所:さつき湯
東京都葛飾区東堀切3-27-9
主催:葛飾区浴場組合連合会
葛飾区では、平成になってから銭湯が減っていき、2022年現在は24軒になってしまいました。
銭湯は、地域の貴重なコミュニティーであると共に、銭湯は地下水をくみ上げて利用しており、災害時にはとても役立つ地域の資源でもあります。
葛飾区浴場組合連合会では、地域の皆さんに開かれた銭湯を目指し、地域の方々が銭湯を身近に感じてもらえる様なイベント等を各種開催されています。
イベントに参加すると、銭湯の魅力を再発見できますので、ぜひ参加してみて下さい。
・小学生親子無料体験入浴事業
・銭湯背景画作成風景の見学会
・銭湯ウォーク など
今回は、その中の1つ銭湯背景画作成風景の見学会に潜入取材してきました。
まいぷれ葛飾YouTubeチャンネル
タイトルタップで全画面でご覧いただけます。
中島さんは、1945年福島県出身。
幼いころから絵を描くのが好きだったそうです。
1964年に墨田区に住んでおり、銭湯で背景画をみて描いてみたいと思ったのが銭湯絵師になったきっかけだそうで、新聞の求人で銭湯絵師の助手募集を見つけて応募、銭湯絵師の会社に入社されその後独立。
銭湯だけに限らず多方面にわたり現在までご活躍中です。
2016年には、厚生労働省の匠の技の認定を銭湯絵師として初めて受賞されました。
銭湯の背景画は、色の3原色(赤、青、黄)と色を薄めるための白の4色のペンキのみで描かれているそうです。
刷毛は10本くらいの異なる太さのものを使い分けています。
富士山か筑波山が描かれることが多いですが、富士山は江戸から見て西側の景色、筑波山は江戸から見て東側の景色が描かれていることを表しています。
なぜ銭湯背景画に富士山が描かれることが多いのかと言うと、日本人で富士山が嫌いな人はほぼいない、末広がりで縁起が良いからだそうです。
40年前は毎年背景画を描き直していましたが、今は3年に1回ほどになってしまったそうです。
白一色だったところに影が入ると、立体感が出る匠の技。
迷いなく、一気に幹を書き上げて、葉と細い枝を描き足していきます。
今回は、浮世絵絵師初代歌川広重の絵本江戸土産より四ツ木通引舟道が題材に選ばれています。
女湯脱衣所
男湯脱衣所
女湯浴場
男湯浴場
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
葛飾区柴又7-6-16
[ 鰻(うなぎ)・鯉(こい)・川魚料理 ]
親しまれ続けて250年 創業以来、変わらぬ味を守り続けています
葛飾区堀切4-21-4
[ フレンチ・ドッグカフェ ]
堀切の隠れ家フレンチ&ドッグカフェ
葛飾区青戸3-36-1 ユアエルム青戸店
[ すし ]
職人が握るおいしいおすしをお楽しみください
葛飾区細田3-30-13
[ カフェ・室内野球練習場(レンタルフリースペース) ]
カフェでのんびり♪ 何に使おう? 室内野球練習場をレンタル!
葛飾区青戸3-36-1 ユアエルム青戸店
[ サンドイッチ ]
葛飾エリア初上陸!
葛飾区青戸3-36-1 ユアエルム青戸店
[ イタリアン ]
気軽にイタリア料理を楽しめるレストランです。